今回は夜間歯軋り常習犯の私がマウスピース(ナイトガード)を着用したら、もう手放せなくなったお話を。
睡眠中の歯軋りの自覚
最初に自覚したのは二十歳。
寝起きの覚醒するかしないかのあの瞬間、己の歯を縦に横にカチカチギシギシしている音ではっきりと目を覚ました。
あれ、今のって歯軋りじゃね?
その後程なくして当然の如く顎関節症になりました。
マウスピース(ナイトガード)を作ろと思ったきっかけ
二十歳の頃に初めて歯軋りを自覚して以来、ずーっと夜間歯ぎしラーとして生きてきたのだけれど、とりあえずそのままにしていました。
そんな中、ある日職場で歯軋りの話題になった時に同僚が放った言葉が私の危機本能を呼び起こしました!

歯軋りってほうれい線とかたるみとか、美容にも影響あるって聞いたよ~
即マウスピースについてググりましたね。
長年美容業界に身を置き、一応お肌のケアに余念のない猫屋敷にとって、それは十分トリガーとなりうる発言でした。
歯軋りの種類
①クレンチング:ギュッっと上下の歯で強く噛み締める。
②グライディング:ギリギリと顎を左右に動かす。
③タッピング:カチカチと上下の歯をリズミカルにぶつける。
旦那曰く、猫屋敷はこれらを完全網羅、全クリしてるとのこと!
もはや歯軋りの魔術師です。
あの東日本大震災の時でさえ揺れで起きず気持ちよく昼寝をしていたという、驚異的に眠りが深い旦那も私の歯軋り音で起きたことがあるのですから、どれだけのひどさかは想像するに易いでしょう。
それはさながら工事現場の如くだったとのこと。
歯軋りで起こり得る問題
やれ美容が〜と騒ぎましたが、普通にそれより深刻な問題が沢山ありました。
①強い力が加わることにより、歯が大きくすり減る
②冷たいものがしみる
③歯のかけた部分から菌が入り虫歯や歯周病をもたらす可能性がある
④負荷がかかり肩こりや頭痛を引き起こす
思い当たる節が多すぎますね〜
冷たいものがしみる、肩こり、頭痛・・・
全部ですね!!
睡眠中の無意識の歯軋りって、体重のおよそ2~5倍の力が歯にかかると言われています。
ちょっと信じられないですよね。
猫屋敷はまだ大丈夫ですが、夜間の食いしばりがあまりにもひどすぎてマウスピースに穴が開く人もいると歯科医に聞きました・・・
面倒と放っておける問題じゃないなと感じました。
マウスピース(ナイトガード)の入手方法
マウスピースを使いたい場合、市販品を購入もしくは歯科医院での作成のいずれかです。
歯科医院作成のメリット・デメリット
・症状や歯形をもとに細かく調整しながら作るため、その人にフィットしたマウスピースが完成する
・歯軋りによる体への影響や、マウスピースのメンテナンス方法など丁寧な説明が受けられる
・3,000円~6,000円(保険適用時)と市販品購入よりも高くつく
・完成まで数週間程度の時間がかかる
市販品のメリット・デメリット
・800円~3,000円程度と安価で済む
・ドラッグストアやネットなど、気軽にすぐに手に入る
・自分で歯に合うように調整する手間がある
・調整がうまくいかない場合は効果が出ずらく、装着時に痛みを感じる可能性もある

猫屋敷は迷わず歯科医院での作成を選びました!
やはりしっかり歯医者さんに調整しながら作っていただいたほうが絶対フィットするし、効果も実感しやすいと思ったからです。
ここはケチるところではないなと。(2022年当時保険適用で6,000円で作成しました)
結果、変化を実感したので歯科医院での作成を猛烈プッシュします!
マウスピース(ナイトガード)を使い始めてからの変化
正直美容面ではよくわからないです。
他にもケアはしているのでマウスピースが直接的な原因とは言い切れないので。
美容面は予防として考えています。
ただ寝起きの頭部の重だるさ、頭痛が減ったのは確実に断言できます!!
旅行や帰省の時は持ち歩いていないんですけど、やっぱり付けてるとそうじゃないとじゃ寝起きの重だるさの違いがわかります。
使い始めて3年程になりますが、完全に私の相棒ですね!
頭痛がひどいとか、寝起きの頭が重だるいって方、もしかしたら歯軋りが起因の可能性もあるのでぜひマウスピース(ナイトガード)ご検討を〜!
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