六本木ミュージアムで注目を集めているのが、没入型ホラー体験イベント 「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」 です。
もし1999年に世界が本当に終わっていたら・・・。
そんな“ありえない世界線”を体験できる展示として、SNSでも話題になっています。
本記事では、展示の基本情報や所要時間、感想などを撮影してきた写真と共にご紹介します。
1999展に行かれるか検討中の方、是非参考にしてください!
※展示内容の項目はネタバレ有なのでご注意ください※
概要
基本情報
- 会期:2025年7月11日(金)~9月27日(土)
- 開館時間:
- 月~木:10:00~18:00(最終入場17:30)
- 金・土・日・祝:10:00~20:00(最終入場19:30)
- 会場:六本木ミュージアム(東京都港区六本木5-6-20)
- 主催:企画ユニット「バミューダ3」
- キャラクターデザイン:米山舞
所要時間
土日祝に行く場合、時間帯にもよりますが到着から会場を出るまでで2時間近くはみておいた方が良いかと思います。
3連休中日の日曜、午後12時30分くらいに現地に到着し、14時15分くらいに会場を出ました。
約1時間並んで、展示の見学自体は40分くらいで済みました。
かなり天気が悪く雨の日だったのですが、帰る頃にはこれだけの行列ができていました。

この列の最後尾だと1時間半~2時間くらいは待つのでは・・
土日祝に行かれる方はなるべく早めの時間帯か遅い時間を狙ったほうが良いと思います!
アクセス
- 東京メトロ日比谷線/都営大江戸線「六本木駅」:徒歩約7分
- 東京メトロ南北線/都営大江戸線「麻布十番駅」:徒歩約10分
六本木交差点からもまぁまぁ近く、周辺にはカフェや美術館も多くあります。
雨が強い日に行き、六本木駅3番出口からゆっくり歩いて10分くらいでしたので、天候が悪くなければ10分以内には着けるかと思います。
チケット情報
- 一般:2,500円
- 学生:2,000円
- 小学生:1,300円
- 未就学児:無料
混雑時は整理券が配布される場合ありますので、事前購入がおすすめです!
チケットは公式ホームページからご購入ください。
展示内容と感想

会場外にもこのような装飾がいくつかあります。
良いですねこういうの。
何かが起こりそうな予感がします。
会場内に入り、最初の展示は撮影が禁止されていました。
1999年当時のゲームや家電など、懐かしの品が展示されており、2025年から一気に1999年に引き戻されます。
次からは撮影OKエリアです。


当時がリアルに再現されている部屋で、ブラウン管テレビにはフェイクニュースが映し出されています。

ニュースから画面が切り替わり少女が現れ、窓の外は世紀末を思わせる空の色と謎の赤い光を放つ景色に切り替わりました。
この世が終わるならきっとこんな感じだろなという、納得な魅せ方。
次の展示は地球滅亡の日と思われる存在しない情景が車窓に映し出されていました。



車窓から見える不気味な景色も没入感があって良かったのですが、個人的には車内のフェイク広告に目がいきました。
書いていることのきみの悪さに惹きつけられつつ、週刊誌の価格が333円と記載されていることに目が留まります。
当時はこのくらいの値段で売られていたのかな?と。
次の展示は駅。
はざま2丁目?と書いていますね。


人形がぽつんと置かれているのが不気味に拍車をかけます。
あと数分でこの世が終わる。ということでしょう。

次は不思議な映像が映し出されていたり、中央に沢山の鏡が吊るされていました。


そしてこの先の通路がなかなかのインパクト!



一気に恐怖感を煽る演出が強まりました。
ダイイングメッセージですかね。
この世の最後、息絶えながら残したことが想像できます。
次は様々な人の人生を振り返るという趣旨の展示。



うむ・・・深刻。
最後はメインキャラクターの少女が語り掛けてきます。

映し出された少女の後ろに制服のマネキンが透けて見えていたので、最後マネキンを使用しびっくり演出があると構えていましたが特に何も無くでした。

そして一番最後は現世に戻ってきたという演出で終了です。
まとめ
六本木ミュージアムで開催中の「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」は、映像・音響・美術を駆使した没入型のホラー体験展示です。
クリエイター陣による緻密な世界観は、非日常感と緊張感を味わいたい人にぴったりです!
ただ、土日祝だとどうしても人が多く、そのせいで緊張感や世界観は少し崩れてしまうと思います。
完璧に没入したい!という方は平日午前など空いている時間帯に行くのがお勧めです!
また、ホラーと言ってもお化け屋敷的なホラー感ではなく不気味な雰囲気でした。
怖いのが苦手だから・・・と躊躇している方も霊的な怖さではないのでご安心を!
個人的にはこの手の展示に初めて行ったので満足しました!
ホラーとか不思議系の展示も今後積極的に行ってみようと思える良い経験でした。
まだ行っていない方、2025年9月27日までですので是非行ってみてください!
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